9月

9月9日

再開
夏休み明けから補習校が始まる8月26日と9月2日は借用校が使用できず、オンライン授業となりました。昼休みには中高部図書委員による読み聞かせが開催され、98名ほどの子どもたちが集まり、おかげでオンラインならではの幼小中高合同の貴重な体験ができました。その翌週9月9日は、清々しい青空のもと、54名の編入生と2名の新しい先生を迎え、2か月ぶりの対面授業再開、全体朝会では全校児童586名の元気な挨拶が響きました。

保護者会主催による「古本市」が開催されました。

どれにしようかな。
ひたすら読む!
うれしいな。

 会計 
1冊25セントで、好きな本を見つけ、自分でお金を払って購入し、休み時間にはそうして手に入れた本を読みふける子どもたちがたくさん見られました。ご協力いただきました保護者の皆様ありがとうございました。

 評価について
通知表は「1年のあゆみ」、本年度からは学年末に総括して児童に渡します。10月の個別面談では、一人ひとりのよい点や可能性、進歩の状況などを積極的に評価して伝えます。そうした指導に生かすため、今日は評価について研修会をもちました。児童が自らの学習を振り返り次の学習に向かうことができるよう、教職員は常に研修を重ね、指導の改善に努めています。

9月16日

 家庭教育懇談会
本校では、学校での授業と家庭学習が車の両輪と考えています。保護者の方々も日ごろ家庭教育に熱心にご協力くださり、子どもたちの学力の定着につながっています。今日は家庭教育懇談会を開き、家庭学習についての悩みや聞いてみたいことなどを教頭先生を交えお話を伺いながらみんなで考えました。会では、保護者の方々が子どもたちと同じように音読練習をしたり間違えやすい漢字を探したりして、生き生きと参加されていました。

夏期集中学習期間 6月17、20~24、27~30日

教育講演会

海外に暮らしながら、どのように日本語を維持していけばよいか、日本に戻ることへの不安、現地校との両立など、それぞれの思いや悩みを抱え、子どもたちを補習校に通わせていらっしゃる保護者の方たちは多いです。そこで、海外での教職経験も豊かな水谷靖 校長先生にお話を伺い、子どもも保護者も楽しく感じられる子育てについてみんなで考えました。

本校では、朝会の活動目的が最大限に達成できるよう、全体・学年・学級朝会のの3種類の集団に分け、その日の内容に応じ使い分けをしています。ラジオ体操、校歌指導や大縄跳び、七夕祭など、この10日間は盛沢山で朝から子どもたちは活気付きました。平日は職場に急ぐ保護者の方が多いので登校時はドロップオフを実施、交通整理や児童が車から安全に降りられるようサポートするドロップオフボランティアさんが大活躍でした。

幼小・小中連絡会

昨年度小学部を卒業し、中学部へ進学した生徒の様子を参観したり、関係する先生方と情報交換をするために、昨年度の6年担任が中高部を訪れました。日本語で学び考え、国際社会に貢献する力強い子どもたちの育成を目指し、一貫した教育が円滑に進むよう連携を深めています。幼小連絡会も並行して行われました。成長した子どもたち、久しぶりに会う先生、お互いが満面の笑顔で再会を喜び合っていました。

音読発表会

日ごろの学習の成果を発表しようと、本校は全学年ともに発表会が盛んです。今日、2年生は1年生を招待し「スイミー」の音読発表をしました。次の日は保護者をお招きし参観していただきました。会の終わりには、音読した物語の中からクイズを子どもたちが作成し、保護者に問いかけ、答えていただくなど、参加者が一体となって楽しむ会となりました。

幼稚部

今年も、毎日通う集中学習ならではの企画がたくさんありました。「海の生き物について知ろう」→「海の生き物を作ろう」→「海の生き物で遊ぼう」と、5日間をかけて学び、自分たちで作った「海の生きもの遊び」をしました。まとめとして「海の生きもの復習クイズ」もあり、この5日間の保育活動で子どもたちにたくさんの学びがあったことが分かります。

見つけたもの

挨拶運動

本校は挨拶指導に力を入れています。登下校時、入退室時、始終業時など子どもたちは互いに声を掛け合っています。特に集中学習では毎朝校門に立つ当番学級や児童会委員たちによる「おはようございます。」の挨拶は、みんなを元気付け、そこから校内が活性化していくのがよく分かりました。昼休みには児童会委員による「見回り隊」や「音読さん」活動が行われ、委員たちは、学校をよくしようと学年を超えた仲間作りに励んでいました。

読み聞かせ

図書委員も活躍しました。昼休みが終え、読書タイムになると5,6年生の図書委員たちは、2日に分けて幼稚部や1~3年生の教室を訪問し、紙芝居の読み聞かせをしました。委員たちは、毎日練習した成果を発揮し、気持ちを込めて上手に読み聞かせるので、聞いている子どもたちはもちろんですが、先生までもが、びっくり感心! 「さすが、図書委員さん!」と、いつまでも拍手に包まれ、読み聞かせ図書委員たちは成就感で輝いていました。

研修

先生たちも健康に留意し、この10日間を有意義に過ごしました。この期間、10名の先生方が校内研究授業を行い、指導技術研磨に励みました。放課後は派遣教員による「業務改善と授業重視について」や「安全教育について」などの研修があり、エピペン投与や心肺蘇生の手順などを学び、日ごろの業務に生かせるよう訓練を重ねる良き機会となりました。

合同学習

国語3年教材「夏の暮らし」4年教材「夏の楽しみ」を2学年がクラスごと一緒になり、3年「俳句を楽しもう」4年「短歌・俳句に親しもう」の単元につなげようと合同学習をしました。この日のために数日前から先生たちは「一緒に食べようかい」を昼食時に企画しました。初めは顔も見ず何も話さなかった3,4年生グループが昼食会を重ねるごとに親しくなり、本番の合同学習では皆自信をもって考えを伝え合える環境が出来上がり、興味をもって学習した成果が見られました。

集中学習の成果発表

この10日間を有意義に過ごそうと、集中学習が始まる初日に各学級ごと、学習面・生活面での目標を立てました。「1日3回以上発表する。」「夜9時には寝る。」など、子どもたちは自分たちで立てた目標を毎日自己評価しながら過ごしました。最終日の朝会で、その「目標と成果」を全学級が発表しました。集中学習だけに終わらず、この成果をさらに伸ばしていきたいとみんな誇らしげに発表し、10日間の集中学習の幕を閉じました。

外での学習

友達といっしょ、先生といっしょ

6月10日

お世話係

 5月から毎週1時間目の休み時間は、6年生児童が「お世話係」として、1年生の遊び場を訪ねています。6年生全員が当番制で1年生のお世話をしています。大繩を低い位置で優しく回したり、「なべなべ底抜け~」と歌いながら伝承遊びを楽しんだり、毎週1年生は、6年生お世話係が来るのを楽しみにしています。

他学年交流学習

 5、6年生は国語で俳句、短歌について学習しました。そうして作った作品を今日は高学年教室の壁に掲示し、お互いに俳句、短歌を読み合い、作品の感想を伝え合う活動をしました。ピンクや青のメモ用紙に書かれた後輩や先輩、級友からの感想を嬉しそうに読む子どもたちが生き生きとしていました。益々学習に身が入ります。

研究授業

 令和5年度の研究授業が今日から始まりました。本校は、一人1研究授業の推進をし「日本語で学ぶ楽しさを感じる授業」を目標に、先生たちは日々研修に励んでいます。派遣の先生方のご指導の下、十分に練られた指導案をもって授業に臨み、指導法、技術を深めています。

図書コーナー

 今日は、この夏最後の図書貸出日となりました。今日借りる図書は夏休み明けの8月26日まで借りられます。子どもたちは昼休みになると真っ先に図書コーナーに走り、4冊まで借りられる図書を楽しそうに選んでいました。図書委員のお父さん、お母さん、貸出作業をありがとうございます。

5月27日 運動会

開会式

みんなが待ちに待った運動会! 午前9時30分開始の開会式では、「児童入場」の合図とともに、児童会委員が各学級のプラカードを大きく掲げ先導し、全校幼児児童が胸を張って入場しました。お客様には在SF日本国総領事館より総領事 野口 泰様をお迎えし、子どもたちに激励の言葉をいただきました。

玉入れ

5月に入ると幼稚部のみんなは運動会について知り、練習を始めました。初めて行う競技ばかりで、玉入れでは、ただ投げるのではなく、「入れ!」と唱え、目標を定めることでかごにうまく入ることを発見しました。本番では、その「魔法の言葉」が、明るくはち切れんばかりに玉とともに飛び交っていました。

徒競走

借用するフィールドは規定により白線が引けません。先生たちは頭をひねり、ゴールテープに5色の色たすきを掲げ、それに向かって子どもたちは走りました。おかげで走者が重なることはなく安心して全速力で走ることができました。陰で先生たちが一生懸命力を合わせ動きました。

綱引き

応援席では子どもたちが、「赤!白!」と力いっぱい競技者を応援しました。その元気な声で太い綱も真ん中でちぎれるかと思える程の力比べ、喝采でした。最後には全校幼児児童が勢揃いし大玉送りで幕を閉じました。みんなで力を合わせた運動会、子どもたちも保護者も、先生たちも皆、明るく、太陽のようでした。

5月

5月13日

保育生活参観・学級懇談会

今日は、保育生活参観・学級懇談会がありました。今年は登校時間から朝の会の様子もご覧いただき、子どもたちがどのようにカバンやお弁当を所定の位置に置いたり、出席帳やフォルダーの準備をしているのか参観いただきました。子どもたちは「自分でやろう」を目標に毎週張り切っています。1時間目の保育参観では「うずまきへび」を制作し、最後に、できた作品を誇らしげに一人ひとり発表していました。

5月6日

学校生活参観・学級懇談会

低学年は2時間目、高学年は4時間目に授業参観がありました。たくさんの保護者が来校され、進級した初めてのクラスで国語の授業を参観していただきました。本校は、対話を重視した「日本語で学ぶ楽しさを感じる授業」に取り組んでいます。対面授業だから出来る指導や学習の良さを生かし、児童の主体的・対話的な深い学びを促す学習活動を工夫しています。授業参観感想〆切は1週間後です。保護者の皆様のご意見は今後の指導に生かしてまいります。

昼食・昼休み公開

授業参観の後は学級懇談会で、担任の1年間の学級指導方針や学習の進め方、約束事など大切なことの共通理解を図りお互いの親睦を深めました。昼休みは今年初めての試みで、子どもたちの昼食の様子や中庭・ヤードで過ごす姿をご覧いただきました。友達と仲良くお弁当を食べたり、縄跳びやボール遊び、読書や折り紙など、様々な過ごし方で楽しむ光景を参観されながら保護者の方々は、皆さん目を細めていらっしゃいました。

令和5年4月

4月29日

運動会練習

今日から運動会練習が始まりました。朝会では紅白に分かれ、「1年を中心にラジオ体操隊形に開け」と生徒指導主任が号令をかけると、それに合わせ、全児童が大きく広がり、のびのびと体操ができるよう、自分の位置を確認する動きを学びました。「前にならえ」「駆け足」など、初めて耳にする児童も多く、コロナ禍を経て2年目の対面授業スタートで、戸惑う場面も見られた幼小部サンノゼ校です。

「どうぞ、よろしく」ゲーム

4月最終日には児童会が「どうぞ、よろしく」と銘打って「全児童と仲よくなろう」活動をを、昼休みに開催しました。昼食を食べ終わると委員たちの呼びかけで、参加したい児童や先生が集まり、大きな輪ができました。主催者である児童会委員が「あなたの名前は?」「好きな教科はなんですか?」等々、その都度、大きく書いた質問を掲げ、それを見て参加者は輪になって歩きます。ストップがかかった時点で止まり、向き合った人同士が答えを伝え合うというゲームでした。おかげで全校児童や先生たちが「顔見知り」になりました。

4月8日

始業式・着任式

SF日本語補習校 令和5年度が始まりました。朝、皆元気に登校した後は朝会場所に集まり、始業式・着任式が行われました。今年は昨年と比べ、1学級増となった学年が殆どで、7名の新しい先生方が着任されました。加え、日本の香川県から本校の教頭先生として白澤一修先生が着任されました。本年度もよろしくお願いいたします。

小学部入学式

午前10時15分~10時45分まで、令和5年度 小学部サンノゼ校 入学式が行われました。担任に引率され69名の新入生が緊張した面持ちで入場すると会場は大きな拍手に包まれました。「休まずに元気に来ましょう。先生の話をよく聞きましょう。友達と仲よくしましょう。」と話される教頭先生のお話を皆しっかり聞いていました。担任紹介の後の校歌紹介では、すでに知っている新1年生も多く、♬ いつか~ 世界の~ かけはしに~~♪♪ と、明るく歌う新1年生が印象的でした。

幼稚部入学式

午後1時からは令和5年度 幼稚部 入学式が行われました。58名の新入生は保護者とともに会場に入り指定の席に座ると、後部保護者席に移動する保護者を振り向いては心配気でしたが、式が始まると皆前を向き、最後まで静かに、しっかりと参加することができました。「先生や家の人の言うことをよく聞きましょう。自分でできることは、自分でしましょう。」と話される教頭先生のお話に「はい。」と答えながら参加する幼稚部の子どもたちは自信に溢れ、元気いっぱいでした。

4月15日

学校探検

新幼稚部の子どもたちと新1年生はこの日「学校探検」と銘打って、校内の重要な場所、トイレや遊び場所、職員室などをクラスごとに訪れ、みんなで確認し合いました。職員室では養護の先生や事務、用務のお兄さんなど、担任の先生とは違う職員と顔を合わせ、校内で迷子になった時や具合が悪くなった時なども安心して過ごせるよう紹介をして顔を覚えてもらいました。本校は、教職員が一丸となり、子どもたちを見守り、育てています。

4月22日

避難訓練

「地震発生、皆さん安全な場所に避難してください。」3校時に入る時、校内に緊急連絡が流れました。先生方は入り口を開け出入り口を確保し、子どもたちは机の下に身を伏せ、次の指示が入るのを緊張しながら静かに待ちました。「安全が確認されました。速やかに集合場所に移動してください。」『さない・しらない・ゃべらない・どらない』の決め事を守りながら皆真剣に速足で集合場所に避難しました。全員が安全に避難できたことが確認されると教頭先生より訓練の講評をいただきました。「『油断』することが一番危険であること」本日の講評から皆が改めて学んだことです。

3月11日

小学部卒業式
3月11日令和4年度 SF日本語補習校 第53回 小学部卒業証書授与式が行われました。今年は男子39名、女子39名、計78名 の卒業生が小学部の思い出を胸に、将来への希望に満ちてこの日を迎えました。在SF日本国総領事館より総領事 野口 泰様を始め、ご来賓の方々や保護者の皆様、教職員に見守られ、祝福を受けながら皆誇らしげに卒業証書を頂き、小学校生活最後の1日を大切に過ごしていました。

幼稚部卒業式
同日午後には、令和4年度 SF日本語補習校 第15回 幼稚部卒業証書授与式が行われました。雨が心配されましたが卒業生の期待と喜びでお空の雨さんも降りてくることができず、予定通り卒業生は外で待機し、皆の拍手に包まれ迎えられる「卒業生入場」の時を待ちました。男子24名、女子35名、計59名の卒業生です。皆自信に満ちて、4月の入学式から大きく成長した姿をご参加いただいた皆様に見ていただくことができました。自分の身体の半分程ある大きな卒業証書を掲げ、その重みは誰もが感じ、大きな拍手に祝福されていました。

卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。

修了式・離任式
朝は修了式、離任式が行われました。令和4年度をもちまして退職や他校への移動をなさる教職員は、この日が幼小部SJ校最後の日となります。「お別れの言葉」の後は、みんなで校歌を歌い、一緒に過ごした思い出をかみしめ、皆、感謝の気持ちでいっぱいになりました。離職された皆様の今後のご健勝と益々のご発展をお祈りしています。

矢野教頭先生ご帰国
令和2年度、日本の宮城県から本校の教頭として着任されました矢野 正先生がこの3月をもちまして任務を終えられ、ご帰国となりました。幼小部SJ校来校の最終日には、全体朝会で子どもたちや教職員にご挨拶をいただきました。研究授業や安全教育、縄跳教室などで、ご熱心にご指導いただきましたことは、私たち皆の心に残り糧となりました。3年間のご指導ありがとうございました。

2月11日

教室変更  

 本校は現地校を借用して毎週土曜日授業を行っています。今日も変わらず、挨拶係の子どもたちが元気に校門で挨拶する中、校内配置図を見ながら登校する子どもたちがいました。現地校の関係で通常使用している教室の変更があったのです。事前のお知らせはもちろんですが、急な変更なども混乱がないよう、本校一斉通信で知らせが当該家庭に配信されます。SF日本語補習校はITシステムもすばらしいです。ここでも保護者ボランティアさんが活躍してくださっています。

文芸作品コンクール表彰式 

 令和4年度 第42回 校内文芸作品コンクール表彰式が行われました。1~6年生がそれぞれの学年内で、作文・詩歌・読書感想文の部門に分かれ、佳作・入選・特選が選ばれます。今日はその入賞者たちに学校長から賞状が授与されました。併せ第43回 海外子女文芸作品コンクールで本校から3名の児童の作品が入賞しました。作文、俳句部門で受賞した入賞者も登壇し、会場は子どもたち、保護者、教職員の大きな拍手で包まれました。

受賞者の皆さん、入賞おめでとうございます。

卒業証書授与の練習 

 3月11日の卒業式を控え、卒業証書授与の練習が始まりました。先生から証書を受け取るステップを事前に教えていただいた後、それぞれが実際にやってみました。子どもたちは、歩き方や礼など緊張した面持ちで一生懸命行い、自分の体ほどある立派な卒業証書を大切にいただいていました。その様子を後ろから校長先生が優しく見守っていらっしゃいました。

卒業式練習  

 6年生も卒業式のための練習が始まっています。今日は特別に読書タイムの15分間を使い、式で歌う「believe」の歌唱指導を受けました。先生はSJ保護者合唱団の歌唱指導を担当される田浦徹也氏です。SF Symphony Chorusの一員でもいらっしゃる田浦氏の力強い指導に引き寄せられ、日ごろ小さな声しか出ない子どもたちも胸を張りお腹の底から発声し、歌詞を噛みしめながら歌っていました。ここでも保護者のお父様が活躍してくださっています。

1月21日

縄跳び教室  

 休み時間、縄跳びで遊ぶ子どもたちは多いです。今日は昼休み「縄跳び教室」と名付け有志の子どもたちを対象に教頭先生が大縄跳びの指導をしてくださいました。回し方や大繩に入るタイミングなど、5年生ボランティアによる「実際」を見ながら説明を聞きました。段々たくさんの子どもたちが集まり、最後には低学年の子どもたちも中・高学年に交じり、いっしょに大繩跳びに挑戦していました。

おみせやさんごっこ 1 

 今日はみんながとても楽しみにしている活動の一つ「おみせやさんごっこ」をしました。うさぎ組の店の名前は「にじいろ」です。アイスクリーム・スムージィ・タピオカを売る店です。商品は、折り紙や毛糸、セロファンなどの文房具を先生方が用紙してくださり、それらをノリやテープ、はさみを上手に使って自分たちで作りました。

おみせやさんごっこ 2 

 売りたい商品はもちろんのこと、店の名前も自分たちで決めました。りす組の店の名前は「めんの みせ つるつる」です。うどん・そば・ラーメンの店です。「いらっしゃい!」「毎度ありぃ~!」と三画布巾をかぶった、元気な声が飛び交っていました。商品はどれもまるで本物のようでした。

おみせやさんごっこ 3 

 きりん組の店の名前は「さかきりん」です。サイバイザー・鞄を売る店です。1月は「共通のめあてに向かってみんなで協力し、生活に関わる物を制作する喜びを味わう」これを活動のめあてとし、他にも「かるた遊び」や「豆まき」の活動を通し目標を達成しました。子どもたちは買った(作った)商品を嬉しそうに持ち帰り、下校時は自慢げに保護者の方々に見せていました。

1月7日 新年お楽しみ会

和太鼓演奏

 2023年の幕開け授業日初日は、保護者会主催による「新年お楽しみ会」が催されました。全体朝会で新年の挨拶をした後、Palo Alto 仏教寺から和太鼓団体 SOBAさん7名による和太鼓演奏があり鑑賞しました。機敏な動き、力強い音、リズムに子どもたちは食い入るように見、聞いていました。団員の皆さんは常に笑顔で演奏され、新年の光輝くパワーを感じました。

かるた

 新年お楽しみ会は昼休みと4時間目に実施され、子どもたちが参加しました。1番手は幼稚部でした。会場となった体育館には、かるた・福笑い・おみくじ・折り紙・書初め・絵馬・だるま落とし・けん玉コーナーがあり、子どもたちは目をまん丸くして、何から始めようか仲よしの友達と相談する姿が微笑ましい光景でした。

竹馬

  会場は室内だけではなく、校庭にも設置されました。参加2番手は1~3年生、外では竹馬・缶馬・羽子板等のコーナーがあり、寒さも忘れ皆元気に、初めて触れる日本の伝統遊びに興じていました。

獅子舞

 屋外会場には獅子舞がみんなを待ち構え「獅子に噛まれると頭がよくなる」と、子どもたちは自分の頭を獅子の口の中に入れ「無病息災」を祈る風習を楽しみました。

福笑い

 室内では、おかめ・ひょっとこが並ぶ「福笑い」に真剣に挑む子どもたち、係の保護者様から目や鼻、口をいただき、終わった後目隠しを取り、出来上がった顔をみると微笑みがこぼれ、正に福笑い!でした。

書初め

書初めコーナーには、「新年・正月・令和・初日の出・賀正・兎・かけはし・かるた・おとし玉・もち」とそれぞれに書かれた手本が掲示され、子どもたちは自分が好む字を神妙に書写し、清々しい思いで「書」を大切に持ち帰りました。

折り紙

会場は常に一杯で子どもたちの熱気に包まれていました。雨天が心配されましたが参加時間は雨も降らず、寒い外にはぜんざいコーナーも設置され、口にする子どもたちは、保護者様の温かな愛を「優しい甘さ」の中に感じているようでした。

保護者ボランティア

この日のためにSJE保護者会 秋祭り担当の皆様は、日本ならではの品々を帰省時に持ち帰ってくださったり、SJ保護者会が歴代引き継いでいる伝統玩具などを最大限に子どもたちに提供し、日本の伝統遊びを体験させてくださいました。計画・準備・当日のボランティア仕事に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

本年も、よろしくお願いいたします。

12月17日  特別授業

 幼稚部発表

12月17日「幼稚部生活発表会」が開催されました。子どもたちは今日の本年度最後の発表会に備え、10月から練習を重ねてきました。広い会場は保護者の方々でいっぱい!プログラムは「たいそう」「みせよう、はなそう」「てあそびうた」「がっきあそび」と続き、子どもたちの元気いっぱいに発表する姿を見ていただきました。4月からの成長ぶりに、ご家族の方々は皆さん驚き、喜んでいらっしゃいました。

 低学年団発表

 同日、小学部は「特別授業」が開催されました。1時間目は低学年団発表でした。1年生は「かえるのぴょん」詩の群読、「かえるの合唱」輪唱 、2年生は「春夏秋冬」「はな」暗唱、「虫の声」「雪」歌の発表をしました。お面や花などの小道具も自分たちで作り、朝会や学級活動の時間を活用し練習に励みました。子どもたちは先輩や後輩の発表を鑑賞しながら互いの学年に思いを馳せ、こうして一緒に学ぶ嬉しさに満ち満ちていました。

 3,5,6年生発表

 3,5,6年は、それぞれ各クラスに保護者をご招待し発表しました。3年生は、「三年とうげ」音読、「三年とうげ」歌、5年生は「枕草子」 、6年生は「柿山伏」の発表でした。子どもたちは国語科で学習した内容を特別授業発表に向け、何度も読んだり表現法を工夫し、話し合ったりすることで読解や理解度を増し、考えを深め、表現することができました。

4学年団発表

 4年生は3クラスが一緒になり学年発表を行いました。演目はは国語科で学習した「雨にも負けず」群読、「ふるさと」歌を発表しました。歌唱では声楽家でいらっしゃり、また本校教員でもあられた平野孝榮先生に音源作成や歌唱指導のアドバイスをいただきました。子どもたちはしっかり暗唱し、気持ちを込めて表現し、4年生らしく、自信に満ちた発表ができました。

 どの学年にも言えることは、子どもたちの成果をここまで発揮することができたのは、陰で応援する先生方やご家族の皆様方のおかげだと皆で感謝しました。

保護者合唱団発表

 毎年、特別授業のためにSJ保護者合唱団が結成され、子どもたちのために日本の美しい歌を聞かせてくださいます。今年で16年目を迎えましたが、今年も指揮者と伴奏者を含めて23名の方々が集まってくださいました。借用校で練習場所が確保できず、隣接する公園で寒い中、毎週練習に励んでくださいました。今年の合唱曲は「僕の心をつくってよ」、歌ってくださった団員の方々は、ソプラノ10名、アルト6名、男声5名です。子どもたちは食い入るように「お父さん・お母さんの歌声」に聞き入っていました。

11月19日 図書委員による読み聞かせ

 本校は児童会や図書委員会が活躍しています。今日は5年生図書委員が、読書タイムに2,3年生教室を訪れ、紙芝居や絵本の読み聞かせを行いました。先輩の読む物語に皆、前に来て食い入るように夢中になって聞いていました。11/12には6年生図書委員が幼稚部、1年生を対象に読み聞かせを行いました。新年を迎えて1/21には、先輩に見習い、4年生図書委員が読み聞かせを行います。

11月12日 提案授業

 11月12日教頭先生による提案授業が3年生全クラスで行われました。社会科単元「市の様子と人々のくらしのうつりかわり」についての学習でした。子どもたちは、人口がふえるとともに明石市がいつ,どう変わってきたのかについて資料を基に、グループで調べ、話し合ってまとめました。その後のグループごとの発表では、他のグループの発表で大切だと思う点をメモしながら、最終の各自のまとめに備えていました。たくさんの先生たちが参観する中、子どもたちは皆、落ち着いて生き生きと活発に学習していました。

11月5日 図書コーナー

 保護者会 図書委員による図書貸出が始まりました。借用校には倉庫がないので、学校から離れた場所に倉庫を借り、そこに3000冊程の蔵書を保管しています。昼休みの貸出に備え、保護者図書委員さんがそれぞれの車で図書を運び、ヤードに「図書コーナー」を設置してくださっています。

 プラスティック箱に「文庫」「物語」「漫画」などと明記され、部類別にたくさんの図書が入っています。子どもたちは昼休み、お弁当を食べた後、図書コーナーへまっしぐら!夢中になって好きな本を選んでいました。

 11/5, 12/3は1~3年生が、11/19, 12/17は、4~6年生/幼稚部が借りられる週です。屋外なので、雨天の場合は中止になります。図書コーナーがある前の日は、てるてる坊主を作って雨が降らないように願う子どもたちの姿が浮かびます。

10月8日 秋祭り

買い物

10月8日、保護者会による「秋祭り」が催されました。早朝から会場準備にたくさんの保護者ボランティアの方々が集まり、体育館とヤードを会場に、それぞれのブース設置が行われ、一番手の幼稚部が参加する午前10時50分には全ての準備が整い、盛大な秋祭り開催となりました。幼稚部は40分間の参加時間の中「くじ引き」からスタート、その後、出店に移動し、そこに並ぶ、たくさんのかわいい文具などに目を丸くしながら、1品25セントで2ドルまでの買い物を楽しみました。

輪投げ

秋祭りは、日本の伝統的な遊びや買い物を体験して、日本のお祭りの雰囲気を楽しむイベントです。大きくは「ゲーム・伝統遊び・買い物」体験に分類されます。小学部4~6年生は11:50~12:30、1~3年生は12:35~13:15に参加して、思いっきり「お祭り気分」を味わいました。「輪投げ」や「射的」」などのゲームの後は景品もいただき、子どもたちは大満足でした。

金魚すくい

お祭りならではの「金魚すくい」、色とりどりの金魚のみならず、黄金の小判などが浮かぶ水槽を覗き、子どもたちはそろそろと紙のすくい網を水にくぐらせ、目指す物に挑戦しては「やったぁ!」と気勢をあげたり「しまった!」とがっがりしたり、その様々な表情が保護者ボランティアさんを微笑ませていました。金魚はゴムの金魚です。;ー)

剣玉

初体験の子どもたちが多く、四苦八苦しながらの「剣玉」でしたが、中には現地校でやっている児童もいて、その見事な手さばきに拍手喝采、見とれる児童、我もと張り切る児童等々、個性あふれるブースとなりました。この後、「大繩跳び」や「シャボン玉」などの伝統遊びも楽しみました。

紙飛行機レース

保護者会秋祭り実行委員の方々はいろんなゲームを考えてくださいました。その一つである「紙飛行機レース」の会場では、先ず子どもたちに紙飛行機の作り方を教えてくださいました。そうして自分で折った紙飛行機を、レース会場に移動して、どの位の距離を飛ぶか、5,6名で競い合わせるのです。子どもたちは自分の飛行機がどこまで飛ぶか、願いとともに「用意、スタート!」で、カリフォルニアの真っ青な空に飛ばしていました。

独楽回し

日本の伝統的遊びといえば「独楽回し」です。教える側の保護者ボランティアさんも大変です。「回すのは20数年ぶりになりますが」と体験お父さん出現! 子どもたちに独楽回しを手取り足取り教えてくださいました。初めは人気のなかったブースが参加時間中頃には大繁盛! 回し方を一生懸命習う子どもたちでいっぱいになり、参加時間終了になってもたくさんの子どもたちが真剣な表情で挑戦していました。その横では「缶馬」も竹馬の代わりに設置され、たくさんの子どもたちが、これも初体験!静々?と挑戦し、貴重な体験・秋祭りとなりました。主催してくださった保護者会の皆様方に心より感謝申し上げます。

9月17日 6年生が1年生教室へ

6年生は、国語の単元「みんなで楽しく過ごすために」の学習を通し、「1年生との交流で、どんな遊びをするか」を例に、話し合いの仕方を学びました。議題を明らかにし、目的や条件に照らして話し合い、考えをまとめました。今日は、1年生教室を訪問し、決まった遊びを実際に試しました。さぁ、その結果は? クラスに戻り、結果と感想をグループで話し合い、報告し合って結論に進めました。子どもたちは、楽しく学び合っています。

9月10日 古本市

コロナ禍でずっと保護者会活動は休止していましたが、この日、3年ぶりに保護者会主催の古本市が開催されました。各家庭から古本を募り、当日早朝に回収したそれらを子どもたちに、1冊25セントで提供しました。絵本や物語、図鑑や歴史漫画等、様々な本が会場いっぱいに並び、子どもたちはどれを選ぼうかと真剣なまなざしで楽しんでいました。買い物体験や読書奨励にご協力いただき、保護者会の皆様、ありがとうございました。

9月3日 挨拶係

本校は、挨拶指導に力を入れています。この日は早速3年生の挨拶係が校門に立ち、登校してくる全校児童に「おはようございます。」と元気に挨拶をして迎えました。毎週、挨拶係のクラスは替わっていきますが、子どもたちの明るく健やかな声が、朝の校門に響いています。

8月27日 夏休み作品展

ほぼ2か月の夏休みが終わり、子どもたちが元気に補習校に戻ってきました。皆、身長が10㎝も大きくなったような、そんな印象を受ける成長ぶりに教職員は驚き、子どもたちは久しぶりに会う友達や先生方と感嘆や喜びの声をあげていました。この日は、夏休み中に作成した自由研究や制作した物を展示する「夏休み作品展」が開催され、全学年の幼児・児童が出品した作品を皆、興味をもって鑑賞し、各クラスでその感想を発表し合いました。

集中学習期間(6月14日~25日)

朝会(集中学習)

 3年ぶりの対面集中学習が始まりました。初日の朝会では、主幹から「全学級クラス目標を持って10日間を過ごすよう」お話がありました。毎日の朝会内容は日によって異なり、ラジオ体操委員が全校児童をリードし、みんなでラジオ体操をしたり、校歌指導の日は、歌詞の意味をみんなで確認し朗々と歌って1日のスタートを切りました。学年・学級朝会も組み入れ、大縄跳びや伝承遊び等を体験し、毎日の朝会が効果的に進められました。最終日には全学級「集中学習の目標と成果」を発表、充実した「集中学習」になったことが分かりました。

研究授業(集中学習)

 本校は「1教員1研究授業」を推奨、1年間を通し教員同士も学び合いを行っています。 この集中学習期間中も6回の公開研究授業がありました。同学年担当の教員はもちろんのこと、校長・教頭も参観され様々なご指導をいただきます。放課後は事後勉強会を開き、授業者、参観者が意見交換をして、授業力向上のために研修を重ねています。

楽しいこと(集中学習)  

 子どもたちが楽しく学ぶことができるよう各学年に応じた取組がありました。海の生き物について学び、制作し、作った作品で釣りをしたり、学習した物語を先生方が人形劇にして演じ、全クラスが集まり鑑賞したり、鬼ごっこ大会をして先生も交えて思いっきり走ったり、小松菜・かいわれを育てたり、昼休みの美化当番も含め、全クラス楽しく活動しました。児童会による「じゃんけん列車」、図書委員会による「読み聞かせ」も休み時間や読書タイムにあり、子どもたちは生き生きと参加していました。

合同学習や発表会(集中学習)  

 集中学習最終日近くになると、各学年はクラス毎に保育・学習発表会を行いました。保護者を招いたり、下級生が上級生クラスを訪れ、音読発表を聞いたりして日頃の学習の成果を見たり知ったりしました。学年が上がったらどんな勉強をするのか、宿題は増えるのかなど興味のある質問を上級生に投げかけ、それに答えるみんなの顔に自信が満ち溢れていました。

2/29 幼稚部小1訪問

もうすぐ1年生になる幼稚部の子どもたちが、もうすぐ2年生になる1年生の教室を訪問しました。1年生は「たぬきの糸車」の音読を幼稚部の子どもたちに聞かせました。音読発表の後は、幼稚部の子どもたちから、1年生に質問をするコーナーがありました。「宿題はむずかしいですか?」「教科書は重たいですか?」などなど、たくさんの質問が挙がりました。春には1年生、2年生になります。互いに成長を感じる交流となりました。

2/29 大野教頭先生離任のご挨拶

サンフランシスコ日本語補習校に日本から派遣でいらしている大野芳之教頭先生が3年の任期を終え、本日が幼小部サンノゼ校在校の最終日でした。朝の全校朝会では、大野教頭先生から、「補習校は、日本語勉強するところ」、その大切さと素晴らしさのお話があり、子どもたちにとって「激励の言葉」となりました。大野教頭先生、3年間ありがとうございました。

2/29 6年卒業式の練習

来月卒業式を迎える6年生の練習が本格的に始まりました。卒業式の答辞は自分たちの6年間を振り返っての合同での発表と、自分の将来の夢を一人一人が語ります。そして、その夢に向かう気持ちを込め、児童による指揮と伴奏で「輝くために」の歌の合唱もあります。保護者の皆様、6年間の成長をご覧いただけますよう、卒業式を楽しみにお越しください。

2/29 5年音読発表会

5年生の音読発表会は「わらぐつの神様」でした。各クラスでは、保護者を教室へ案内する係、進行係、挨拶係、発表のリード係などを分担し、自分たちの力で発表会を行いました。音読発表の後は、「5年生で一番心に残ったこと」や「保護者への感謝の気持ち」を一人一人が自分の言葉で、原稿を見ずに発表していました。参観に来られた保護者の方も「この一年の子どもたちの成長を感じました。」など感想をいただきました。また、この発表会でクラスの仲間が互いのいいところを見つけ合い応援し合うなど、クラスのまとまりを感じる締めくくりの発表会となりました。

2/22 幼稚部「卒業の言葉」練習

幼稚部の子どもたちはどんなことにも一生懸命。「卒業の言葉」もしっかり覚えて大きな声で言えます。卒業式でお父さんやお母さんはその姿を見て、微笑ましくも頼もしく、成長を感じられることでしょう。「ぼくたち、わたしたちは、四月から1年生になります。」という言葉通り、1年生の準備は、もうすっかり、できています。